前日振られた限定目当てに翌日トップバッターで訪問。
訪問時刻は開店直後の11時半で当然ながら先客無し。
カウンター席に着席して限定を口頭にて注文。
口頭注文からおよそ7分程度で到着、見た目的には結構辛そう…
それではいつも通り写真を撮影していただきます、まずはスープから一口…
動物系のコクを感じる旨味的にベースは鶏白湯かな、その後に辣油の辛さと胡麻の香りが追従する展開のシャバ系スープ。
辣油は単体だと辛めの仕上がりの印象だが、鶏出汁や大量の擦り胡麻が上手く丸めて良い具合に収まっている。
舌を軽く刺す感じでピリピリと来ますが引きは早い即効性の辛味なので心地良い辛さですね。
辣油は自家製でしょうが、軽く焦げた感じの鷹の爪等が入っている事もあってか香りも非常に良いですね。
塩分濃度はやや高めな印象も許容範囲内で良好、塩気の尖りは辛味で舌の感知自体鈍いが感じられないかな。
麺は加水率普通~やや低めぐらいの中細ストレート麺、しっかりとしたコシの強さが特徴的な麺ですね。
スープとの絡みは良好、出汁も香辛料が効いて存在感の強いスープではあるが麺の存在感は消えておらず○
具材は青梗菜、チャーシュー、刻み玉ネギ、ニラ、ネギにスープに沈んで見えないが挽肉、ナッツ、小海老も入った構成。
青梗菜は小ぶりなのも合わせて5本ぐらい、見た目の青さと独特の青っぽい味がスープと非常に相性が良く◎
チャーシューはムネとモモの2種類、ムネは低温調理っぽいしっとり系で鶏肉らしい適度な弾力が効いている。
モモ肉は炭火焼きの恩恵で非常に香りが良い、どちらも噛むと肉の旨味が流れ出てきて美味い。
刻み玉ネギはシャキシャキとした食感と甘味が良いですね、スープの辛味との対比で甘さがハッキリ感じられる。
ニラとネギは見た目の面での青味の提供の貢献以外に独特の香りが爽やかに鼻腔を抜けて○
底に沈んでいる鶏挽肉は
担々麺を構成する肝の一つですし、相性に関しては今更語るまでもなく良好。
小海老とナッツもポリポリとした食感や海老感といった個性が口に入った時に個性を発揮していて◎
麺量はおよそ150g程度ですかね、辛さで少しペースは遅いですが10分程で完食。
総評としては胡麻の甘い感じの香りや香辛料の刺激なんかが効いた本格派の
担々麺。
比較的あっさり目の出汁感だと辛さがシャープであまり得意ではないですが
今回のは出汁の濃度があったので辛さが強くても丸みを効かせてコクまろな仕上がりで良かった。
スープは基本的に全部飲まない派ですけど、ご飯を投入して完飲完食したくなる魅力のある一杯でした。
8月も限定は前期後期で2回あるみたいなので楽しみですね。
採点的には
98点!ですね、ご馳走様でした。
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